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なぜかうちに猫がいる

こちらで書こうと思いつつ書いていないが、今年の1月の末から、うちには金魚がいる。
もちろん、能動的に、飼ったからだ。
金魚たちについて、この間の経過を書こうと思いつつ時間ばかり経ったので、別途せこせこ書き始めていた。
自分で能動的に生き物を飼うのは初めてなので、なかなか新鮮なことばかり。

で。
今朝おきて、台所に行くと、連れがべたーっと板張りに座って、小さな白ねこを撫でつつ、笑いかけてきた。
「ほら、ねこがいるよ」
「……どうしたんだね」

なんでも、朝っぱら買い出しにでた帰り、家のすぐ下で、にゃ~と死にそうな声で呼びかけてきたとのこと。
痩せてはいるが、とても人なつっこく、おなかを空かせているようだったので、買ってきたばかりのベーコンを少し切ってやって時間を稼ぎ、その間に猫缶を買ってきて、食べさせてたところだそうだ。

「……そ、そうか……」
その猫は気の毒に、上から見下ろすとハッキリと背骨が見て取れた。
こちらを見ると、すてすてとやってきて、足にまといついて、嗄れきった小さな声で鳴きかけてきた。ミニミニというわけではないが、成猫ではないサイズ。自分でエサは漁れても、縄張り争いに耐えられそうもない。
エサを食べ、水を飲むと、力尽きたように横になって、寝てしまった。

「ど、どうすんだい……」
と、相談に部屋に戻ろうとすると、ぱっと目をさまし、嗄れた声でにゃぁぁ~!と小さく鳴きながらついてきた。
どうにもこうにも、独りでは居たくないようだ。エサを食べていてさえ、場を離れようとすると必死についてくる。

一日の予定も何もあったもんではない。
不安げな猫をなだめて猫トイレやエサやをホームセンターまで買い出しに行き、帰ってきてからは相談やら検索やら世話に追われる。少しでも人の姿が見えなくなると、世にも悲しげで不安げな雰囲気をかもしだすので、料理を作るのも、足もとですりすりされながら包丁を振るう有様だった。

「か、かわい~!」 とかいうよりも 「だ、大丈夫なの?」 というのが今の偽らざる心情。

あまり汚れていなかったところや、異様なほどの人馴れや、トイレの振る舞いやらを見ると、「おそらく、飼育下で生まれて、ある程度大きくなったところで捨てられたのだろう」というのが、私らの推測。
なんというか、罪なことである。
猫に聞いても、かーちゃんや飼い主の話はしてくれはしない。それがさらに哀しい。

猫の里親に名乗り出たとしても劣悪条件すぎて断られそうな世帯なもんで、さぁ今後どうなるかはわからないが、とにもかくにも、これも縁であろ。できるかぎりのことはしてやらねばとも思う。
人の姿が見えなくなったときの、不安げで悲しげな鳴き声は、あんまりにあんまりすぎる。

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