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ヨコハマなつかし話(開港博も閉幕だねぇ)

前々から想像はついていたが大赤字で、Y150開港博も今日で閉幕となる。エコという美名の下のもてなし感ゼロの経費削減イベント、なかだ氏ヤリ逃げの手法で市長は交代するというショボくてトホホな顛末、市民税なぞ踏み倒したろか気分になる市民も少なくないのではないか。
……お上やお役所を、ついつい「ケッ」という視線で見てしまうのは、昔ながらのゲットー系ハマっ子気質ゆえと自覚しているし、上から降りてきたしょむない企画を何とか盛り上げようと頑張るひとびとがいることもわかっているので、あまり悪口は言っちゃいかん(もう十分言ってるって!)。それにまぁ、終わってしまったことではある。山ほど残った赤字を返すのはしかたないが、その割に祭り感に乏しいまま閉幕なのが淋しいだけで。赤字は呑むが、その分あそばせろよ~、って心情やね。

ちなみに、Yahooの「理想の結婚 相性マップ」なるところでは、神奈川の県民性を、「横浜旧市街」と「それ以外」で分けていて、かなりワロた(このマップ作ってる人が旧市街民なのを見てなっとく)。
非の打ち所なくキメることをダサく恥ずかしく感じてギャグに走ってしまう屈折した自意識だとか、会話に謎な英語をつい交えてしまうルー大柴的なノリだとか、根拠がさっぱり不明な地元愛だとか、地味狙いなのかハデ好きなのか、イキがりたいんだかシャイなんだかわからないこの気質は、他地域から見ると単に「面白い人」扱いされて理解されにくいかもしれない。

どのみち長期計画では、(東京寄りである)市の北部に重点が置かれることになってるのだし、十年も経てば今の中部あたりはシャッター商店街の如き様相になるのであろ(南部辺りはどうなっていることやら)。時はすべてを変える。まぁ、それは世の常だ。

ふとノスタルジックに、私なりのヨコハマくさい小話を、ちょっとだけ。

それは私がまだまだ若かりし頃。ほぼ毎晩、午前様でタクシー帰宅だった時期があった。
タクシーに乗りこむ場所は当時は少しは繁華街で、どんな繁華街ですかと問われると「たまに発砲事件がある程度でショボいもんです」てな感じであった(地元民なら「メリーさんのテリトリー」で済むかな)。

金曜日だっけな。その夜もタクシーを止めて、ばたむ、と乗り込んだ。
と、いきなり運ちゃんに明るいノリで、
「ねぇ、今日急ぐんだ。メーター倒しとくから、飛ばしていい?」
と訊かれた。暗がりながらバックミラーを見れば、小粋な感じのイケメン兄ちゃんであった。
(おっ、カノジョと約束かい?夜遊びかい?やるねぇ、イイじゃん!)
てな感じで、「もちろんオーケー」と答えて、阿吽の呼吸でくるまは急発進。

「ごめんね~、こっちの都合でさぁ」
「気にしない、気にしない。たのしくシゴトしないとね。ビートたけしの話だと、タクシーに乗ったら炊飯器積んでた運ちゃんが居た、なんて話があったしさぁ」
「なんじゃそりゃ! そんなヤツいるの、ははは」 「あははは」
浮かれた気分の金曜の夜、真夜中の道をたのしく飛ばす浮かれタクシー。

ゲットーの我が家に着き、くるまを降りる。
「ここね。それじゃワンメーターでいいよ」
「いいよいいよ、これ、取っといて。おつりはいいよ」
「えぇ~」 「いや、こっちも楽しかったから」
「ん……」
粋な兄ちゃん、鮮やかな笑顔をみせてひとこと。
「またね」

タクシーはまた矢のように走り去った。
赤いテールランプを見送りながら、
(ここは巴里の下町じゃねーぞ、わははは)
ついセルフツッコミを入れたくなる、いいドライブでした。

それぞれがそれぞれの場で、ゴキゲンに・カッコよく(そしてズッコケて)。
そーゆー気分を、後ろ姿や横顔で見せられて育ってきたわけです。うん。

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コメント

開港博しょぼかったですね。
最初の頃に行ったのですが、
これはきっとまだ始まったばかりだからに違いない、
これから盛り上がるのだろう、と思っていたらもう終わりなんですね。
中田氏にも唖然、でした。
国会議員だった頃近所に事務所があって応援してたのに、
そんな人だったの〜?て感じです。

セラさん、こんにちは~。

開港博、行かれたのですね。
私も地元民としては足を運ぶべきか……と思いつつ、
あまりにさびしい内容に、結局は見にいきませんでした。

さっき、開港博の閉幕を告げるとおぼしき花火が、
窓の外から響いてきました。
マジメに努力している現場の人々を知るだけに、
一層さみしさが身に沁みました。

たぶん、象の鼻地区の整備くらいしか、後世で
語られるものは無いでしょうね。

……横浜市歌(開港50周年記念で制定)はスゴイ!

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