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2009年9月

連れの本が出ます(そして吹けよ風呼べよ嵐)

えーと。
連れが本を出します。10月末に発売だす。
ある日、降って湧いたよーな話で出ることになりますた。私も何点か挿絵を描きました。
どんな本かといえば。

「幽体離脱入門」

………………。
…………。
……。
連れがどんなヒトか知らなかったヒトには驚かせたかもしらんがスマソ(てか吹聴することでもないしな)。
本の感じ(と連れ独特のノリ)を知りたいヒトは、下敷きになったこちらのサイトを見てください。

ま、中身は、なんつーか、本読みとしてみても、UNIQUEな本です。シロウトくさい文章と、シロウトくさい絵の、アマチュア感あふれるナマの手触りというか。オカルト系のおどろおどろしさもこけおどしもないし、スピリチュアル系のお花畑な脳天気さもない、おちゃらけてるよーな、ごく正統なよーな……。いや、マジ、うまく例えられんわ。
「やらないか」と言われても困惑するヒトがほとんどとおもいますが、フシギな本として一読していただければ望外のさいわい。

ようやく出版のメドがついて、「うちらはお墓とかなくても、この本が国立国会図書館に納められて、後世のヒトが読んでくれれば、それがリアル墓まいりだね」などと、しみじみしていたところ。

本日こんな記事ハケーン。
「嵐」「KAT-TUN」が出版社提訴
………。
うわああああああああああああああ!!!!
こ、これ、本を出してくれる出版社じゃんか!!(爆)
なぜ表紙と発売日が決まったこの日にぃぃぃぃ!!

ということで、あるいは倒産&印税踏み倒し&絶版まっしぐらコースもアリかと。出版されんのかどーかも心配になってきた(汗)。
なのであわてて緊急告知。ほんとは本出すまで黙ってよーとおもってたんですけど、あまりのネタっぷりに黙ってられんわ!!(笑)

ちょっと目を離すと水面下でイゴイゴしていたりします。
今後とも、吹けよ風呼べよ嵐の勢いでおつきあいください。

ヨコハマなつかし話(開港博も閉幕だねぇ)

前々から想像はついていたが大赤字で、Y150開港博も今日で閉幕となる。エコという美名の下のもてなし感ゼロの経費削減イベント、なかだ氏ヤリ逃げの手法で市長は交代するというショボくてトホホな顛末、市民税なぞ踏み倒したろか気分になる市民も少なくないのではないか。
……お上やお役所を、ついつい「ケッ」という視線で見てしまうのは、昔ながらのゲットー系ハマっ子気質ゆえと自覚しているし、上から降りてきたしょむない企画を何とか盛り上げようと頑張るひとびとがいることもわかっているので、あまり悪口は言っちゃいかん(もう十分言ってるって!)。それにまぁ、終わってしまったことではある。山ほど残った赤字を返すのはしかたないが、その割に祭り感に乏しいまま閉幕なのが淋しいだけで。赤字は呑むが、その分あそばせろよ~、って心情やね。

ちなみに、Yahooの「理想の結婚 相性マップ」なるところでは、神奈川の県民性を、「横浜旧市街」と「それ以外」で分けていて、かなりワロた(このマップ作ってる人が旧市街民なのを見てなっとく)。
非の打ち所なくキメることをダサく恥ずかしく感じてギャグに走ってしまう屈折した自意識だとか、会話に謎な英語をつい交えてしまうルー大柴的なノリだとか、根拠がさっぱり不明な地元愛だとか、地味狙いなのかハデ好きなのか、イキがりたいんだかシャイなんだかわからないこの気質は、他地域から見ると単に「面白い人」扱いされて理解されにくいかもしれない。

どのみち長期計画では、(東京寄りである)市の北部に重点が置かれることになってるのだし、十年も経てば今の中部あたりはシャッター商店街の如き様相になるのであろ(南部辺りはどうなっていることやら)。時はすべてを変える。まぁ、それは世の常だ。

ふとノスタルジックに、私なりのヨコハマくさい小話を、ちょっとだけ。

それは私がまだまだ若かりし頃。ほぼ毎晩、午前様でタクシー帰宅だった時期があった。
タクシーに乗りこむ場所は当時は少しは繁華街で、どんな繁華街ですかと問われると「たまに発砲事件がある程度でショボいもんです」てな感じであった(地元民なら「メリーさんのテリトリー」で済むかな)。

金曜日だっけな。その夜もタクシーを止めて、ばたむ、と乗り込んだ。
と、いきなり運ちゃんに明るいノリで、
「ねぇ、今日急ぐんだ。メーター倒しとくから、飛ばしていい?」
と訊かれた。暗がりながらバックミラーを見れば、小粋な感じのイケメン兄ちゃんであった。
(おっ、カノジョと約束かい?夜遊びかい?やるねぇ、イイじゃん!)
てな感じで、「もちろんオーケー」と答えて、阿吽の呼吸でくるまは急発進。

「ごめんね~、こっちの都合でさぁ」
「気にしない、気にしない。たのしくシゴトしないとね。ビートたけしの話だと、タクシーに乗ったら炊飯器積んでた運ちゃんが居た、なんて話があったしさぁ」
「なんじゃそりゃ! そんなヤツいるの、ははは」 「あははは」
浮かれた気分の金曜の夜、真夜中の道をたのしく飛ばす浮かれタクシー。

ゲットーの我が家に着き、くるまを降りる。
「ここね。それじゃワンメーターでいいよ」
「いいよいいよ、これ、取っといて。おつりはいいよ」
「えぇ~」 「いや、こっちも楽しかったから」
「ん……」
粋な兄ちゃん、鮮やかな笑顔をみせてひとこと。
「またね」

タクシーはまた矢のように走り去った。
赤いテールランプを見送りながら、
(ここは巴里の下町じゃねーぞ、わははは)
ついセルフツッコミを入れたくなる、いいドライブでした。

それぞれがそれぞれの場で、ゴキゲンに・カッコよく(そしてズッコケて)。
そーゆー気分を、後ろ姿や横顔で見せられて育ってきたわけです。うん。

あ、そうそう

ここ数年、連れがデータ作成を手がけている手帳の来年度版が出ました。
新月や満月、占星術でいうムーンボイドが一目でわかる、小型の手帳だす。
ムーン・ダイアリー'10
小型なので、サブのスケジュール帳などに、どぞ。

ちなみに私がいつもつけてるカシオのデジタル時計、月齢と月のカタチが出るもので、20年以上も愛用してます。
通勤の道すがら、あるいは晴れた夜、ぽっかり浮かぶお月さまを見あげると、気持ちが落ち着くものです。

シゴウしゃげたる

今あらためて「はだしのゲン」借りてきて読んでるんですが。
スゲェ面白すぎる……。

原爆マンガ、反戦・平和マンガというイメージがあるけど、実際には、戦後史マンガ、日本の一般庶民の土俗的・風俗的な記録資料としてのほーが面白いんだよね。原爆それ自体がひどいっつーよりも(投下後の地獄絵図そのものは2巻にしか描かれてないし)、差蔑と偏見と我欲に満ちた庶民の醜さのほーがヒドく、しかもリアルに描かれてます。しかしそこで昨今みたいなトラウマ系に落ちない、あのスーパー元気エネルギー。めちゃ元気がでてきます。

実際、後半はどうにもこうにも「仁義なき戦い」の世界なんです。てか、「仁義なき戦い」の世界に行く前段階として読めば、「あー、こんなんなっちゃってたら、そりゃヤクザはびこっても無理はないわな」と納得させられてしまう、ハングリー&本能&バトル全開な日常が描かれててね。逞しく生きる少年たち、なんてぇの通りこえて、ストリートギャングより強烈だわ。はだゲンの映画は深作に撮らせるべきだったんじゃないのか。つーか、はだゲン全巻読んだら、仁義なき戦いを借りてきて見るつもりさ!

つーことで、ただいま現在、我が家では何かにつけ、「うれしいのう、うれしいのう」「くやしいのう、くやしいのう」が連発されてます。たいていの関西弁はこなせるけど、タイトルの広島弁の言い回し(~しゃげたる)はなかなかおぼえられない。まぁ、日常で使う機会はないでしょうが……あったら困る。

ちなみに、ネット上で知られた(てか、相当の古参サイトなんだよ)、「はだゲン」ファンサイトはハードコア系の人が開設、しかも作者公認。このノリで捉えれば、反戦マンガなんて単純な思いこみは消えるはずさ☆

時間が滝のようだ

どうかんがえても世間のヒトよりもやることは少ないのに、とても忙しく感じる。
いや、ヒマになってもロクなことはしないんですが(こないだは10時間ぶっつづけで無料パズルゲーで遊んで貴重な休日を浪費しました)。

あまりにも更新回数が減ったので、ミクシィの方にも再度RSSを載せました。
てか、更新が少なくなりゃ、いちいち通知メールに載ってても、たいしてウザくはねーだろ、って感じで。
とはいっても当分は、オチのない……つまりパンチライン(略してパンチラ byゲト山シスター)のないエントリが主になりそうで、なさけない。文章だって書かなきゃ書けなくなっちまうがな。

最近よんだ本
◎「ドラマ維摩経」、「神秘と詩の思想家メヴラーナ」、「愛の旅人」、「ルーミー語録(何度読んだことか、でも再読)」……維摩経ってーと、高橋和巳の「孤立無援の思想」で、大乗精神全開の「一切衆生病むがゆえに我も病む」の語を知ってインパクトあったんだけど、中身知らなかったんだよね。聖徳太子も読んでいたし、仏典って、日本の古典文学を読む時に、さらにその書き手たちの基礎教養として踏まえておく意味でも、やっぱ読んどくとGoodかも。大乗仏教って、ユダヤ教に対するキリスト教みたいなもんで、一種の革命的思想だったんだよな~、と思うと、イキイキ感とノリノリ感が熱い。イカすぜ、維摩詰。
あとの三冊はみんな偉大なスーフィーのルーミーがらみ。ルーミー語録はいつ読んでも胸にクる。
◎「放送禁止映像大全」、「はだしのゲン」、「マイノリティーの拳」……昭和は遠くなりにけり。野蛮と元気は紙一重。差蔑意識自体を次世代に持たせないという意味では、「用語狩り」もある程度の効用があったのかなぁ、と思う。しかしカタチを変えて差蔑や偏見は生き残るんだよな。♪屈辱と侮辱が腕をしのぎあってた~、ってなもんで。

あー、明日はプランターの植え替えをせねば。ねばねばねば、で時間を過ごしては時間に対する冒涜だが。

今のシゴトも残りわずか。次のシゴトは久々のフルタイム、完全夜型から朝型に一気シフトにチャレンジ。
鯉の滝登りのごとく、サーフィン小僧のごとく、時間の流れに負けないよう、あと一日の休み、イキイキぴちぴちをチャージだ!

九月だよ

なにも書いていないまま九月になったので、困ったもんだとテンプレートだけ模様替え。それにさえ決めあぐねて手間取ること手間取ること。

てなことで、夏の終わりの浜辺って感じで選んでみました。レイモン・ラディゲの詩(砂の上のわれらのように……)なぞ、想いうかべつつ。

とかいっても、労働ばかりの日々なんですけど。海なんて一度も行かなかったんですけど。

すこしづつ肌寒くなる夜風。みなさま御自愛あれ。

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