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2009年8月

はちとはと

二週間ほど前だらふか。
やすみの日の昼間、外から帰ってきて、カーテンをあけたら、ぶぅぅぅぅんと奇妙な音。
!?と見上げると、ハチがいた。アシナガバチだろうね。
「ひあああっ」
刺されてはたまらんので、がらっと窓をあけ、手近な本などを使って追い払う。
やれやれ、と見送っていると、まだ、あたまの上で、ぶぅぅぅぅぅんと音が鳴っている。
「うわぁぁぁっ」
もう一匹いた。どうやらカップルだったらしい。悪戦苦闘して、また追い出した。

巣作りにはげむ時期なようで、細く空いていた天井近くの窓からはいってきたらしい。
「いい物件はないかなぁ。あー、こりゃ何の入口だ? 狭そうでいいや、見てみよう」
てな感じで、らぶらぶ新婚さんが下見するようなノリで入ってきてしまったんだろうか。
時間差で追い出してしまった二匹は、またあのあとで巡り会えたのだろうか。
なんだか申し訳ないような、とは言ってもこの人間一人でも狭い空間にハチ家族までやってこられちゃたまんないぜホント、っていうような、なんともはやな気持ちで、ハチの消えた方角をぼーっと打ち眺めたことだよ。

で、その日の夜に、連れに「かくなることありなん」と話していたら、連れが
「ハチくらい住ませてもよかったのに」とかタワけたことを言い出す。
「そうは言ってもねぇ」とにがにがしい顔をしていると、さらに言葉をつづける。
「こっちの部屋はねー、ハトが入ってきたことがあったよ」
「ハ、ハト!?」
「うん。明け方にうとうとしてたら、ばさばさって音がして、それから、くるっくー、くるっくーって啼き声とハトが歩く音がしてね。そこの本棚のうえ歩いてたみたい。ねむかったからほっといたら、また上の窓から出てっちゃった」

ベランダにハトが来るってな話は聞くが、うちの中にまでやってくるって話はあまり聞かないよーな。
都会の下町ゲットーで、ひともいきものも、元気に生きています。

暑さ寒さも善悪の彼岸過ぎまで(近況その2)

1日の映画の日にはエヴァ破を再見してきました。メガネもかけてたし、二回目なので、ようやく何が何だかわかって良かった。丁寧につくりこまれたキレイな映像と、ピーナッツだのピンキラだのと私のストライクゾーンな懐メロいっぱいな辺りも気に入ってます。まぁ、“何が何だかわからないけどイイ”って感じは変わらないけど。
翌日はさっそくパチ屋でエヴァのシ者→ボロボロで精神汚染。つーか、シ者は当たりショボくて演出たるくてガセばかりの最悪機種です……シトフタの方がたのしかった。最後のシ者とか言って、カヲル君にロクに会えないのってどうよ?

こないだ、ポニョのDVDを借りてきて見ました。個人的には(むつかしい話は今は頭に入りきらんので)たのしかったし、ちいさい子供のかわいさ&いとけなさがいっぱいで、胸に迫るものもありました……が、これは大きなスクリーンで、小さいこどもと一緒に見るべき映画ではないでしょうか。はしばしに晩年の黒澤をおもわせるシュールさが満ちていましたな。
そうそう、去年末のライブ“吉井武道館”で吉井さんがフジモトのコスプレしてましたが……似すぎだよ!!てか、そのものじゃないのかよ!!

いちにち十時間ねてしまうので、起きていられる時間は貴重。でも“何かをする”ことがあまりできないので(だからブログも間遠なんだよね)、精神安定のためと愉しみのため、お経をあげてたりします。しかし、お経をあげる前に、ロッキー・ホラー・ショーよろしく、イヤげに唇を歪めて「ぷれぇいぃぃ」とか「れっつ・ごぉ☆」とか言うヒトはあまりいないかもしれない。やがては途中で振りまで入れ出すかもしれない。法悦というのか、ぷれいを体解したというべきなのか。

年金生活者ズと肩ならべていちパチに興じたり、ポニョに見られるパヤオの老いシュールに頷いたり、お経読みに打ち興じたり。数十年ほど先取りしちゃってか、なんか老人っぽい愉しみだが……、老人ってある意味パンク最強だからなぁ。
暑さ寒さも彼岸までというけども、この夏はちょっと浮世から遊離して、彼岸な境地で過ごしていそうな気がします。レッツ・パンク。

はるか未来めざすための(近況その1)

先月の末になるか、健康診断に行った。まだ結果は聞いてないけど、たぶん大丈夫だろう。
たいへんなのは、重さである。
ふだん体重計に乗る習慣がないため、指された数字に仰天した。
クスリのせいにばかりしてはいけないが、むくむくとむくんで、春頃にくらべると5キロは増えた。まぁ、夜に帰ってきてからガッツリごはんを食べているのだから、当然っちゃ当然なのだけども。

ちなみにデブは汗っかきというが、本当かもしれないとも思う昨今でもある。

汗をかき、銭湯にいき、エヴァのLCLの如き、赤い薬湯につかる。
こんなゲットー下町の始原の海でビザールなご町内の人々とともにひとつに溶け合って原初に還りたくはないものだ、などと思いつつ。

心に憂いをおぼえつ、連れに 『どうもにくにくしくなってきたようだ』 と語ると、いたわるように背中の肉をつかまれ、『はるか未来めざすための羽根なんだろ?』 と言われた。
羽根つきセイウチ。……十二枚とか生えてきたらどうするんだ。

しかしアメリカの留置所では体重200kgオーバーの男が肉と肉のあいだに9口径の銃をしまって持ち込んでいたという。そこまでには至っていないのをよしとしよう。

ともかく、ヒトも歳月をかさねると(中身はたいして代わり映えせずとも)変形を遂げていくことだよ。
植物の生長の早回しフィルムを想起してしまう。これが一生というものなのか。不可思議なり。

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