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カキコがないのは

不調の証(私の場合)。
でも、少しだけ書けそうなので、覚え書きしとく。身辺記録は一切略。

本を読むのは、そのたびに新しい世界に入ることだ。
今の状態だと、文章を読んでも頭に入らず、さらさらさらさらと流れすぎていく。きつい。
それでも「このままじゃ本当にダメだ、なにもよめなくなる」とか恐怖にかられて、なんとか、一文字一文字を拾うように(時には頭からざらざらこぼしながら)、読んでいた。
しかしそんなふうに、混乱した頭をなだめながら読んだあげく、ずーんと落ち込むものだと、つらい。

特に、必死こいて読んだSFというか幻想文学というか……現代文明崩壊後の異世界ファンタジー風世界を描いた、「エンジン・サマー」は、精緻な構成、リアルな夢のような異世界、ボーイ・ミーツ・ガールのときめき、すべてひっくるめて素晴らしい佳作だったけれど、あまりのせつない(そして見事な)オチに、ATフィールドが吹っ飛ばされて、しばらく心が潰れてしまった。……(普通の精神状態の人なら大丈夫と思います)。
青春とは誰にとっても*決して*取り戻せないものだと知った人にのみ、「永遠の青春文学」として読んでほしい本だった。

逆に、『新春の読み初めに何もこんな……』(図書館予約の都合で年頭になってしまった)、ってタイトルの「戦前の少年犯罪」は、斜め読みでもいける下世話な内容、軽妙洒脱な書きっぷりもあって、それほど落ち込まずに雑誌気分で興味深く読めた。リアル戦前の野卑さと逞しさに圧倒された。

FUKKAN.COMで見かけ、タイトルに引かれて図書館で取り寄せた、「短編小説の快楽」シリーズ「聖母の贈り物 。著者ウィリアム・トレヴァーは短編小説の名手ってことで、ほろ苦い人生の側面を実に巧く書いてくる。ようよう何編かを読んではみたが、落ち込みすぎてカラダが受け付けなくなってそそくさと返した。

で、同じシリーズの「すべての終わりの始まり」は……、これはSFともファンタジーとも不条理とも言えない……「分類不能」に入るかもしれない。しかし、キテレツな話なのに心が疲れず、むしろ奇想と寓意が心をやすめてくれる。これは、『の・ん・び・り』読んでいこうと思う。

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