読んだ本・借りた本

  • seiuchiの最近読んだ本

買い忘れないように

カレンダー

無料ブログはココログ

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »

2009年1月

カキコがないのは

不調の証(私の場合)。
でも、少しだけ書けそうなので、覚え書きしとく。身辺記録は一切略。

本を読むのは、そのたびに新しい世界に入ることだ。
今の状態だと、文章を読んでも頭に入らず、さらさらさらさらと流れすぎていく。きつい。
それでも「このままじゃ本当にダメだ、なにもよめなくなる」とか恐怖にかられて、なんとか、一文字一文字を拾うように(時には頭からざらざらこぼしながら)、読んでいた。
しかしそんなふうに、混乱した頭をなだめながら読んだあげく、ずーんと落ち込むものだと、つらい。

特に、必死こいて読んだSFというか幻想文学というか……現代文明崩壊後の異世界ファンタジー風世界を描いた、「エンジン・サマー」は、精緻な構成、リアルな夢のような異世界、ボーイ・ミーツ・ガールのときめき、すべてひっくるめて素晴らしい佳作だったけれど、あまりのせつない(そして見事な)オチに、ATフィールドが吹っ飛ばされて、しばらく心が潰れてしまった。……(普通の精神状態の人なら大丈夫と思います)。
青春とは誰にとっても*決して*取り戻せないものだと知った人にのみ、「永遠の青春文学」として読んでほしい本だった。

逆に、『新春の読み初めに何もこんな……』(図書館予約の都合で年頭になってしまった)、ってタイトルの「戦前の少年犯罪」は、斜め読みでもいける下世話な内容、軽妙洒脱な書きっぷりもあって、それほど落ち込まずに雑誌気分で興味深く読めた。リアル戦前の野卑さと逞しさに圧倒された。

FUKKAN.COMで見かけ、タイトルに引かれて図書館で取り寄せた、「短編小説の快楽」シリーズ「聖母の贈り物 。著者ウィリアム・トレヴァーは短編小説の名手ってことで、ほろ苦い人生の側面を実に巧く書いてくる。ようよう何編かを読んではみたが、落ち込みすぎてカラダが受け付けなくなってそそくさと返した。

で、同じシリーズの「すべての終わりの始まり」は……、これはSFともファンタジーとも不条理とも言えない……「分類不能」に入るかもしれない。しかし、キテレツな話なのに心が疲れず、むしろ奇想と寓意が心をやすめてくれる。これは、『の・ん・び・り』読んでいこうと思う。

やっぱ体力だね

昨日・今日と見物してきました、箱根駅伝。疲労&発熱のだるだる状態だというのに。
てか、“花の二区”コース沿道まで家から徒歩二分だし、生活時間帯を昼型に近づけていくため、むりやり起きてる必要があったので……。まぁ、その時に起きていれば、毎年、見物に出てます。
間近に見るとすごいスピードで、特に今年の往路なんかは接戦状態だったため、「あっ」という間に見物は終わりました。復路は何か全体にスローペースでしたが、それでも目の前で抜きつ抜かれつ頑張ってる選手たちを見てると、応援を飛ばさずにはいられません。やっぱ人間、体力は大切ですな!!

火の十日間とエセ初日の出

本当の意味で、今年最初のエントリー。
連日ぐわしぐわしと年賀状を掴んでいたせいで、腕も指も筋肉痛、昨日は全くキーボードを打てませんでした(つか、今も少し痛んでますが)。さらに仕事終了時の恒例行事=発熱中です。いまごろは皆様のお手元にも、もしかして私が掴んだ(かもしれない)年賀状が届いている頃かと……一般窓口のない処理専門郵便局なので、全国の年賀状が回ってきてましたし。

いやー、今だから言えますが。クスリを切らせたまま突入した、中二日休みを入れての十日間、けっこーキツかったです。疲れで熟睡はできず、浅い眠りの中ではキューブリック映画の如き悪夢ばかりで、情緒不安定フルスロットル。耳鳴り、立ちくらみ、滝のよーな汗、筋肉痛。さらに三日目頃か、家に帰って、ふと脚をみて「ひぃぃーっ!」、傷みもの捨て値の桃の如くに、青タンというか黒痣がびっしり(SSRI系抗うつ剤の副次作用で出血すると止まりにくくなるらしい……なので、ちょっとぶつけても痣になる)。
それでも欠勤はしなかった。毎日おべんとうも作った。残業もちゃんとやった。自分をほめてやる!(たった実働八日でw)

そいでもって。
とある朝方。階移動のとき、踊り場から窓の外を見た拍子、絶句しました。
ベイブリッジの全景の向こう、朝焼けのなかにぽっかり浮かんだ、生まれたばかりの太陽。
どう言えばその時の思いを伝えられるのか。そのための言葉やら絵やらでしょうが。

『奇跡なんだ、一日が生まれてくるのは、奇跡なんだ……』

ああ。そんな文章は、生まれてこの方、何度となく目にしてきたはずなのに。月並みに過ぎる言葉なのに。
鬱はセロトニンが足りないから陽光に感動したんだとか、情緒不安定だから涙まで浮かんだんだろとか、そういう分析も一応できるのですが……いわゆる“マトモ”じゃない時になって初めてわかることもある。
自分は何も「わかって」などいなかったんだなぁ、と全身全霊で痛感しました。

自分の無智を恥じつつ、自分のリアル愛の足りなさを反省しつつ、夜も昼も一枚のコインの裏表でしかないことを頭では理解しつつも、それでも、「とにかくすっごいんだよー!」と騒ぐ五歳のガキのように単純ながら、お伝えしたく。
皆様がどこに居ても、このひとつ空の下。限りある奇跡、素晴らしい生命の日々を、笑顔でいきましょー!

※オマケはエセ初日の出(二日の朝の日の出)。ムンクの絵の「月の柱」ならぬ「太陽の柱」が輝く横浜港。窓ガラスの汚れにピントの合った、感動とはほど遠いトホホな写真ですw。
Photo

あけましておめでとうございます

……て、公開日時指定で投稿してるんで、ただいま本人は年賀状仕分け勤務中なんですが……(苦笑)。

鬱にはなるし(確変継続中)、職場は転々とするし(しょうもない)……、昨年は一昨年に引き続き、私にとってキッツイ一年でしたが、皆様からの温かなお言葉や楽しいコメントやメールで、イノチをつなぐことができました。

今夜はもちろん、元旦の夜も出勤なんで、私の新年は二日から。
今年のモットーは「マイペースで逞しくマイウェイ」ってことで。
心を広くもって、どーんと構えて、毎日が新しい一日である日々を生きていきたいです。

しょむない辺境ブログに来て下さってる皆様&皆様の愛する方々にとって、素晴らしい一年になりますように!

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »