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2008年12月

社会インフラを支える(支えきれん……)

ただいま郵便局の深夜勤務。ひたすら立ちっぱなしの肉体労働。
機械に張り付いているときなどは、もう完全にモダンタイムスの世界(しかもチャップリンの時代に比べたら三倍速回し)。メチャクチャに汗かくし、喉が渇く。
完全デスクワーク派だった自分には、キッツイ!! というか、体格だけは人並みなくせに体力は人様に大きく劣るのが問題なのかもしれない(笑)。毎日、バンテリン塗りまくってます。今日と明日はようやくに休み。
お金のありがたさや労働のありがたさを我が身に叩き込むためにも、と飛び込んではみたが、やっぱハード。とはいえ、労働基準法通りに細かい休憩はもらえるのがやはり郵便局のありがたさか。

節々痛いので、この二日はできるだけ寝て過ごします。今まで疲れすぎで熟睡できなかったし。
それとやっぱ昼間に起きてないもんで、日常の瑣事が全然こなせない。
てなわけで、肝心の自分が年賀状を出せそうにありません……。すみません>皆様 m( _ _ )m

しかし、ふだん何気なく使っている郵便やら宅急便やら、水道やらガスやら電気やらの社会インフラは、究極のところではこうやって「人力」で支えられているのだなぁ、と改めて痛感。アタリマエといえばアタリマエだが、いろいろな職業のいろいろな人がいて、社会はできている。便利さとは誰かの労力で成り立っている。世界規模で考えても、そういうワケだ。
さっき荷物を届けにきた宅急便の人に、いつもより深々と頭を下げて、荷物を受け取った。

このシゴト、長く暗い夜勤を終えて外に出たとき、朝日がまばゆくて空気が綺麗でおいしいことが、救いです。
真夜中を抜けるまで、何とか歩き通す気力を、朝の太陽が与えてくれるよーな気がします。

親愛なる皆さま、よいお年をお迎えください。

我は海の子

複数の派遣会社からの頼りないオファーの重複にあたふたと右往左往・失望希望絶望楽観しつつ、ちょっと「波が悪いんなら、行けるとこまで行ってやるぜぇ!」感(と珍しいこと体験したさ)でえらんだ郵便局の深夜勤バイト(とはいえ実働6日)を控えてはいるのだけれど。

先月で辞めた会社の後任女性からは、毎週末ごとに愚痴とボヤキ吐露メールがやってくる。彼女は最近、東京下町から横浜に引っ越してきたばかりで知り合いもいない。地元民としてはせめて、気持ちを明るくしてもらい、できればこの街を好きになってもらおうと、慰めたり励ましたり、横浜の遊び場やイベント情報を紹介したり。すでに老婆心フルスロットル。いや、マンション持ちの羨ましい主婦を慰めてられるよーな現状じゃないはずだが(笑)。

昔っから、人に打ち明けごとをされたりお悩み相談をされることは、なぜか多かった。
まぁ、逆を取ったほうが当たるんじゃねーかってほど当たらない占いをガキの頃からやっていたせいもあろうけど。
高校出たか出ないかのガキにディープな三角関係を語り、金なんか要らないって言ってんのに五千円握らせて逃げるように去っていった中年女性や、ガキ全開の思慮のない「虐待とか受けてた?」て言ってしまったセリフに、思い切り暗い顔を見せたやんきぃの兄ちゃんや、「俺にイイ女できるかぁ?」なぞとエラそげな態度で聞いてきた金満傲慢オヤジに「昔の女は忘れましょう」と言った瞬間に垣間見た何ともいえない苦笑い。
いろんな思い出がいまはおぼろげに、断片的に、心に浮かぶ。
(あ、いまは人様の占いは引き受けません……、意味不明な先入観を持たれることが多いこともあって、この十五年以内のお知り合いで私が占いやってたこと話した人はほぼ皆無なのが良い証拠……ってここで冬至記念カミングアウトかい!)
そーゆー経緯もあってかどうか、知り合った人になぜか悩みを打ち明けられたりすることもあるが、基本的には苦にはならない。

ま、たいていの人は立ち直って元気になると、弱みを見せた相手を敬遠するものなので(動物的本能だねぇ(笑))、私は「ふだん遣い」の友人にはなりにくいようだ。まぁ、今回も多分そのケースになるだろうけど、できるだけのことはしておきたい。
逆に私をフツーの友人として扱ってくれる人たちは、苦しみの持って行き場や乗り越え方を自分でちゃんと身につけている人たちだけだ(そういう人たちには励まされ助けられ、むちゃくちゃ感謝している)。
三十路超えたらそんな方法論くらい身につけててアタリマエだ、とも言えようが、それができずに苦しんでる人間もたくさんいる。自分もある意味そのひとりだ。なので同類の手助けをするのは当然っちゃ当然。

私は(ロクに泳げもしないくせに)海がだいすきなので、まぁ、自分にも、海のようにいろいろなものが流れ込んできちゃうんだろう、アップダウンの波が激しいんだろう、と思っている。
冬の海は冷たいけど、体の暖かさや生命の熱さを余計に強く感じさせてくれる。
海のような豊穣さや広々深々とした心は持ち合わせていないが、それでも心はどーんと広く構えていたいもんだ。

あいうえおを書け(できごと)

昔、連れから聞いた話なんで、あやふやなのだけど。
作家の開高健がスランプに入って「書けない、書けない」と言っていたとき、井伏鱒二だか誰だったかが「何でも書けばいいんですよ」と応えた。「でも書けないんです」と悲痛に言う開高に、「だから、何でもいいんですよ。あいうえお、でも何でも」と言ったそうだ。
ということで、えにっきのように単純だけど、文章を書いてみたりする。

先週の土曜は、ゲットー(現在は山の手)シスターに招ばれて、ほーむぱーちーに出かけた。いつもながらに美味しい手料理、世界を股にかけつつも穏やかな感性あふれる面々。「わしなんぞがここに居てもいいの?」と訊くことすら馬鹿っぽくなる、広くて暖かい心の人たち。いつものことながら、ヨコモジが標準会話になったりもしたが、シスターたちの英語は聞き取りやすく表情豊かなので、こちらが話すのはともかく、聞くのは無問題。さらにシスターのエンタテインメントの才能爆発な披露宴DVDを堪能させてもらい、幸せ感のおすそわけ(おすそわけというにはてんこ盛りだったが)。

そして今週の土曜は、横浜市港湾局主催の「豪華客船『飛鳥II』市民見学会」に当選したので、昼前から出かけていった。初出港の時は撮影(取材)に行ったし、我らファンクシスターズのほほえみシスターの友達なぞはその世界一周クルーズに乗船していたというが。
船内のアミューズメントな部分を一時間ほど見学させてもらって、私なぞはろまんちっく・くるーずの妄想を抱いていたが、ネット接続が(衛星経由になるので)10分間1000円になると知った連れは「常時接続じゃない環境になんかいられるかー!」と叫び、「あんな部分より機関室見学がよかった」とかボヤいていた。
……こんな五歳児と来るんじゃなかった……と、ひとしきり思った。とはいえ私も、機関室とか見たかったなぁ。豪華客船クルーズよりもマグロ漁船航海に向いていそうな私。

そのあとは、みなとみらいで「地球が静止する日」を見た(この日は1000円だったし)。なぜか私らが映画館で見る映画は、キアヌ・リーブスが出ているケースが多い。荒唐無稽な話が好きだからだろうか。肝心の中身については……、あまり気にすることはない。しかし、「We can change !!」の連発に、これは制作陣がオバマびいきなのだろうかと思わされた。
映画が終わる頃には、すっかり夜型生活なものでヘロヘロになってて、一面のイルミネーションやキャンドルでろまんちっくするどころじゃなかった。むしろ「イベント主催は大変だろうなぁ」などと思っちゃったり。

熊蟄穴 ( くま あなにこもる )

こないだちらっと書いた、連れが天体データを提供した来年の日記帳、「ムーン・ダイアリー’09」「サン・ダイアリー’09」、連れに聞いたら 「献本でうちに1冊づつあるよ」と言われ、さっそく両方とも私物化。いや、たいした予定などありゃしないので使うより眺めるばかりなんですが。
ところが。
予想に反してサンダイアリーがめちゃ面白かった。連れがデータ提供した天体のアスペクトやら何やらより、七十二候が……キュートすぎる。
七十二候は二十四節気(立春とか大寒とかいうやつね)のサブカテゴリにあたるもの……って、俳句とかやってる人なら当然知ってるんだろうし、二十四節気くらいなら私も理解できたが、七十二候は初めて知った。
これは、かわいい。
たとえば昨日までは閉塞成冬(そらとじてふゆとなる)。んで今日12日からは熊蟄穴(くまあなにこもる)。ほかにも春には雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)とか、初夏には蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)とか、「あ~、自然のサイクルを眺めながら生きてる感じ~」と、読むだけでほほえましくなった。

読み書きする人の間で話題になってる本「日本語が亡びるとき」、図書館予約が一年半待ちコースで未読のため想像なのだが、「横の拡がり」として、英語という事実上の世界標準言語に圧迫されて、日本語が(日本の中でさえも?)方言化していく、ってな内容なんだろうか。
でもその日本語自体、「縦の流れ」のなかでムチャクチャに変貌してきた。
カタカナではなくひらがなを地にした表記になり、横書きの向きも変わり、旧仮名・旧漢字は廃止された。私も神田あたりで山積みの江戸時代の本なぞまるっきり読めやしない。ラジオやTVというメディアによる「標準語」化は進み、ネットや街角で新語が泡のように生まれては消える。もちろん、明治の太陽暦採用で季節と季語はズレにズレまくり、さらに最近は地球温暖化とやらで季節感もむちゃくちゃ。

それでも。
どんな言語にも「他の言語に訳せないことば」があって、それが生じた心根が変わらない限り、どんな表記になっても、どんなに変形しても、言語は生き続けるだろう。
言語は、話者や筆者を憑代にして生き続ける上位生命体、いわば天使や精霊なのだ。
天使たちの陣取り争いは、今までも続いてきたし、これからも続くだろう。
そして私は年経るごとに、日本語という天使が愛おしくなってきている。なんでだろうなぁ。

不景気とはいうけれど

今までそれほど好景気のおこぼれにあずかってきたからしらん?などと思ってみたりもする。
この失業時代に職探しなぞ、まったくもって楽観なんか出来る状態ではないのだけれど、気分的にはどん底は抜けてきてはいる気がするこの頃。クスリのおかげだろうか?(抗うつ剤は効き目がでるまで個人差が大きくて、人によっちゃ3ヶ月はかかるとも聞く)

そういえば今日、健康診断の結果が届いた。わずかな在籍の間、ハケンでの健康診断を受診したのだ(使えるもんは使いまくった感もするなぁ)。去年なぞはヤバイほどまるまるしていたが、今年はベスト体重にあと2Kg程度の微デブにとどまった。一項目だけ基準値を超えていたので、ひゃー!と青くなったが、しらべてみたら善玉コレステロールだったので、よろし。連れの料理のおかげだろう。自分ひとりだと、冷蔵庫に何かしら材料があっても、カップメン食べて残り汁に冷や飯いれて、とか、カロリーメイトを満腹するまでかじって、といったムサい独身男の如き栄養失調な食生活を送っていたに違いない。

まだ何も創ったり書いたりする気持ちにはなれないが、DVDを借りてきて見るくらいはできるようになった。本はまだ長いのは読めない。マイナスがゼロになった程度でよしとしておかなければならないだろう。

ということで、過去に読んだ本の中で良かったものを、右側のアマゾンのウィジェットに入れておくことにした。今後も気が向いたら増やしてみようと思う。つか、クリックしても絶版の本も多いので、図書館やヤフオクなどで探してください。日々に困って売り払ったり、借りただけで泣く泣く返した本のなかで、今も手もとに残ってる私の数少ない本が多く含まれてまふ。マンガは濃ゆすぎるので万人にはオススメしませんが(汗)。いわゆるベストセラー系とも関係ない本がほとんど。何もできないなりに、何かをネットに還元。はふ~。

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