自然と人
今日は、「六ヶ所村ラプソディー」なる映画の自主上映会にいった。週末皆勤の図書館のすぐそばでやってたから。こういうのを見るというと「原発政策反対派ですか?」と訊かれそうだが、このモンダイは色々読むほど複雑なので、実は反対とも賛成とも言えない。まぁ、反対派・賛成派の両方に取材した内容ということなので、純粋にドキュメンタリーとして見にいった。
で。制作側の意図とは違うかもしれないけど、単純に「生き方の選択」として見て、考えさせられる映画だった。
そして自然の素晴らしさと苛酷さ。地場産業の振興の思いをかけて育てた花畑が、たった30分の雹で壊滅的な被害を受けてしまうあたりなぞ、ただ絶句。小笠原で体感したことをあらためて思いだした。自然は別に人間を愛しも憎みもしない。ただ自分の時計を刻んでいるだけなのだ。そしてその中で、人も人なりの時計を刻んでいくしかない……。
ちょうど最近、吉野せいの圧倒的なノンフィクション「洟をたらした神」を読んだところだったので、土に生きる人の根太さをあらためて感じさせられた。圧倒されてばかりでも仕方ないのだけれど。
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