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よこもじ話を見ると疲れる

三連休の三日目くらい、お休みらしくしようと思った。
で、昼ごろに起き出して、再放送でやってたNHKの「未来への提言スペシャル」を見たりして。環境問題で外国の権威筋にインタビューをしたダイジェストだけど、いろいろな意味でなかなか興味深かった。 たとえばCO2の削減ということで、HSBCの全社挙げての取り組みを映していた。ここなんかはやり手の投資銀行、まさにBankerという感じで、日本のマジメしか能がないぼんくら銀行ズとは訳が違う。その取り組みは宣伝効果を考えても、やっぱ行動が早い&徹底的で、なんかモノが違うというか……。
「環境問題」は単純に「自然をたいせつにしよう」ではなく、英米を中心とした、「社会の在り方を変えていく」意志の顕れでもあるんだろう。もちろん「不都合な真実」のアル・ゴアは、情報ハイウェイを提唱して時代の先鞭をつけた人物で、当然、西海岸のIT産業に大枚を出資している。そしてIT業界はデンキのコストが凄まじい。
いみじくも、「気候変動の経済学」なるレポートを出した英国の経済学者のインタビューも流れていた。ま、つまり、次の発展産業は代替エネルギー関連ってことなんだろう。そしていわゆる西側の先進諸国で代替エネルギーへの切り替えが早急になされなければ、エネルギーをめぐる戦争は明日にでも起きかねないかもしれない。ブッシュは戦争したいかもしれないが、次の大統領が中国やロシアとの激突につながる道を取るとは思えない。
で、日本は、ネットの普及スピードを考えても、意外と早く「社会の切り替え」に順応できるんじゃないかと思う。ただエネルギー問題は官が絡むし、日本はその官の動きが遅すぎるので、どこまで民の力を活かせるか(言い替えれば、官と癒着してきた既得権者に引導を渡せるか)次第だろう。テクノロジーの発展は今まで戦争が担ってきたが、ネットワーク社会の発展には世界平和が不可欠だ……相互通信とエネルギーの安定供給。なので、民生品でテクノロジー発展してきた日本には、良い時代って気もする。
……などと、生臭い&しょーもない感想を並べるより、自分で見てもらう方が興味深いかと。今日登場した学者さんたちのロングインタビューも20日にBSで再放送放映されるそうなので、でひ。

で、DVDも見た。「トランスフォーマー」。
ティーンエージャー向き夏休み映画、客層としてはアニメやサブカルを好む低所得者層(メキシコ系移民やアフロアメリカンが多かろう)とオタク系少年、制作会社のCG技術プロモーション兼用、という感じの一本。
もちろんCGは見事。高速移動しながらの変形のカッコ良さと迫力は、スクリーンで見るべきだったかもしれない……でも、たるい感じのシナリオで2時間半あるので、スクリーンで見たら疲れたと思うけど。途中にしょーもないギャグが多々入ってムダにも感じるけれど、前掲の客層にウケるためのいわゆる「程度ひくい」ベタなギャグは不可欠だろう。
客層っつー意味では、アメリカの娯楽映画って大変だなー、といつも思う。これなどは、主人公とヒロインが黒髪でラテン系な顔立ち、ただし主人公のパパとママは典型的な郊外住まいの中流白人、いじめっコ役にモロにJocksなフットボール部の白人(ただしこうしたマイナスイメージを補完すべく、白人で、勇敢でハンサムで家族想いの、つまり典型的な理想のアメリカ軍人も出てくる)、南部出身の黒人兵士、いかにも現代風な黒人ファミリー、アラブ系の人々、訛りのキツイ英語を話すインド人、などなど、すべてがステレオタイプな人々がまんべんなく出てくる。人種問題はあまりにアメリカ的な話なので私のような国内引きこもり日本人にはどうこういえないが、ハリウッドのお子様向けムービーを見てると、たまにドキッとさせられる。まぁ現地の人々はもっとタフに決まってるが。
しかし、「世界を滅ぼす力の源を捨てに行く」モチーフは指輪物語、「氷の下に埋もれていた巨人」モチーフはエヴァンゲリオン。そんでもって見所は、カーアクションとロボットバトルと戦争アクションと青春ムービー。そんなゴッタ煮式コラージュ話ですた。ある意味すごいよな、こりゃ。
それと。これが一番大切な点だけど。
主人公が、髪型のせいか、「えなりかずき」風に見えてしまい、どうしても感情移入できなかった。どうしても。

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