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2007年11月

う、うれしいっ!

今日、三連休を前に心かるく帰宅すると、連れが唐突に重たい包みをくれた。
ニンテンドーDSが入っていた。しかも欲しかった赤と黒のが。
「うおー!!!!!!」
ありがとう、ありがとう。メリー・クリスマスの包みが気が早すぎるが、泣けるほどウレシス。これで本体なしに買っていたグレンラガンのソフトも遊べる。
なによりDSは、読書に使ったり勉強に使ったり脳トレに使ったりできるという話ではないか。通勤時間の無意味さに死にそうだったとこだ。満員電車では使う機会もないかもしらんけど、うれしすぎる。PSPに比べると絵がショボイとかいう奴もいるらしいが、なに、最後に見たゲーム機はスーファミ&しかも携帯もってない人間には、この世のものとも思えないほど美麗な画面に思えるぞ。
……。しかし……グレンラガンはアクションゲーム。私はかつて、何本ものアクションゲームを一面さえもクリアできぬまま泣きながら中古屋に売り払った過去をもつ人間。ゲームのウリだというマルチエンドをコンプリートするのはおろか、まず、ロボ合体のとこまで話が進むだろうか……。

長期服用ドラッグ

今年は、禁煙→喫煙→禁煙→喫煙→禁煙(三ヶ月オーバー)という血中ニコチン濃度の増減と環境変化があいまって、集中力欠如&精神不安定の波がすごかった気がする。そろそろ落ち着いてくれるだろうか?
砂糖なぞもドラッグというけども、無頓着に摂取しているものが意識に与えている影響って、実はすさまじいんだろうなー。この百年ばかりで発展しまくった添加物やら農薬やらが、人間の意識へ与えた影響というのは、どんなもんなんだろうか。

この二年ほどか、以前ほど寒がりではなくなり、むしろ汗をかくようになったので、「こ、これがウワサの更年期障害ってやつか?」と危ぶんでたのだが医者に行った時に否定され、いたく謎だった。肉肉しくなったから汗っかきになったのだろうと考えていたのだが、脂肪増量ならもっと冷えそうなもんだろうと。
でも、最近になって、ふと思い当たった。
ずいぶん以前にシスターに勧められ、以来毎晩かかさず、養命酒をナイトキャップにしている。そのせいではなかろうか、と。
なんでも養命酒は冷えに効くとか。とても少量でも(本来の用法では一日三回飲むらしいので三分の一しか飲んでない)、続けてさえいれば効果は現れるもんなのかもしれない。忘れた頃にでも、何かは還ってくるもんだ。
ほかのことでも、一日ほんのわずかでも、ささやかな努力を続けてみようかと思えますた。うん。

ちなみに養命酒は、最初はあまりに癖のある味に死ぬかと思ったが、もはやこれなしで夜のたのしい眠りはありえないとさえ思っている。アルコール度数14度&20mlで爆睡できる私に幸あれ。

髪切りついでにマンガ喫茶

行きつけてた美容院が人手不足の惨状が続いてるようなので、ホットペッパービューティーとやらを検索して、安価&近場なとこを新規開拓してみた土曜日。
ウデ自体は悪くもなく良くもなかったけど、建物の設備自体の問題か、シャワーの途中で湯温が変化するのは恐ろしかった。混みすぎのスーパー銭湯かい!ってな感じで。
お絵かき教室の時間までハンパに空きがあったので、そのまま、かつて強敵(とも)に案内された保土ヶ谷駅近くのマンガ喫茶に行ってみた。
んで、Sりんオススメの「平凡ポンチ」など読む。うーん、Yahooコミックで1巻の無料部分だけ立ち読みした段階じゃ、こんな展開になるなんて絶対にわからんよ!! 自分の脳の硬直化を感じてしまいました。映画愛の詰まった「メタ映画」なマンガでよかったです。サブタイトルがB級映画中心な辺りがまた……。
あ、それとようやく、岡崎京子の「ヘルタースケルター」読みました。コミック化した「うたかたの日々」が好みじゃなかった&マンガに関しては絵だけで喰わず嫌いするタチなので……。とはいえ、当時さすが各方面で絶賛されただけのことはある。後半なぞ、クリエーターが天才してるときの「物憑きオーラ」が強烈に出てて、ぞくぞくしました。
また数か月したらマンガチェックに行こう……。とはいえ、私の読みたいマンガは多くがレトロかマイナー。横浜地区にレトロ&マイナー系マンガ喫茶を求む(中央線沿線だったらありそうだが)。

Spiritなしで生きてはいけない

私は香水のほとんどはニガテである。カラダに合わないようで、だんだんと頭が痛くなる。
とはいえ、香油のたぐいはまったく平気。でもって、ここ数年で気づいたのだが、香水でもいくつかのブランドのものは平気である。
で、アロマキャンドルやルームスプレーなどが有名というディプティックは、数少ない「大丈夫ブランド」。ここの「オフレジア」を、「フリージアの香水なんて珍しくていいなぁ」とヤフオクの小分け売りで気まぐれに買って、とても気に入ったのだった。ところが気に入った時には、ブランドが再編してみなとみらいあたりにあったらしき販売店が消えた直後だった。残念に思っていた。
ところが灯台もと暗しで、横浜の東口のUNITED ARROWSで売っているのを発見。このブランドの香りのどいつもこいつも匂いが濃ゆく……だがナチュラルだし持続性も適度……、植物の生々しさを感じる匂いなので、嬉しいかぎり。てなことで給料が入るなり店に足を運び、あげくルームスプレーでも買ってお茶を濁すつもりでいたのに、オーデトワレのミニセットを買ってしまった。

この一ヶ月、なんか毎日ミスを連発してて……しかも些細なミスでなく「丸ごと欠落」といったノリの、フォローしようもない壮絶なものばかりなので、さすがにしおしおと落ち込んでる。つか、意識下ではもう働くのが面倒なのだろうか、いや生きてるのも面倒なのだろうか、と危ぶむくらいのていたらく。
……ま、気持ちのどこかで、企業グループ系特有の「ここは未だに江戸時代で大名なのか?」な労働意識が嫌いなんだろ?とか、仕事の縄張り問題のとばっちりで放置&無視な状況に抗議したいんだろ?とか、いろいろ思い当たるんだけどね。ほんと宮仕えは面倒(笑)。
なので、こういう時は、よい匂いの中で心を憩わせて仕切り直したいと思うのだ。

予定よりちょっと散財になったが、いちじくの香り「フィロシコス」を嗅ぎつつ、ロマンティックな想いにふけってると、やっぱり幸せ。プラトンはいちじくは知性を向上させると言っただとか、知恵の実はいちじくだったという説があるだとか、いちじくのたわわに実るアラビアンナイトばりの果樹園の風景だとか、やくたいもないことに茫洋と想いを馳せているときが、いわゆる「一番自分らしい自分」という気がする。あまりに非生産的でイヤげだが、そういう生き物なんだからいたしかたない。

「生きる」を見たよ(DVDな)

土曜日は新月。心機一転なノリで何ぞ見ようと、黒澤明の「生きる」を借りてみてみた。
確かに、単に生きるっつーよりも、「死を前にして生まれる」話ではあった。想像していたような美談な感動作ではなく、死の訪れの前に必死にあがいてあがいて、何か自分なりの生への解答をみつけた男の話だった。
美談にしたり、感動物語にしようとするのは、常に第三者や傍観者……読み手のすることだよなぁ。人間とかく、読むや理解することに淫してしまいがちだが、「読めないものが在る」ことに敬虔でないと、いかんね。

作中、「役所では何もしない以外のことをするのは過激行為なんだ!」という言葉に噴いた。確かにうなずける気もしないでもない。えんえんと描写される小役人たちのアホらしさを見ると、日本の宮仕えの人々すべてに捧げられるべき作品かもなぁ。でも、切羽詰まった濃密な時間から見ちゃえば、無意味な忙しさの中で時間を捨てているのは別に役所勤めに限ったことじゃなくて、私らの日常の八割方はそんなもんだろうと思うよ。

それが良いとか良くないとかでなくて、人間は「一途な時間」を生来的に指向するもんだし、でもそれは非日常の介入でもない限りなかなか生きられぬもんで、だからこそ切なさと空しさに身悶えするもんなんかもしらん(ああ、岡本かの子の「老妓抄」の世界だ)。

「美しい時間」とは何か。「主人公は最後の時間を公のために捧げたから素晴らしい」的なたわけ解説は要らない。主人公は誰かのためにことを為したわけじゃなかろ。誰のためという言い訳の要らない時間は、美しい。つか、いま生きてる時間それ自体が、素で見れば、泣けてくるほど美しく貴いものじゃないのか。つまり(太宰っぽいメフィストフェレスが登場する時点で当然だったんだが)、「ファウスト」の世界だったのだな。

なんかディープすぎる話で、まとまりつかなくなった。とはいえ、ここは備忘録代わりでもあるので、まとまりつかないままでも投稿(笑)。

「番格ロック」見てきたよ

♪あ~ああ~ あ~ああ~ I'm just a lonely girl~
ハープシコードの出だしも印象的な甘く切ない名曲、キャロル(矢沢永吉とジョニー大倉のいたバンド)の「番格ロックのテーマ」。これは映画「番格ロック」のテーマ曲とは知っていたものの、曲のみ名高いこのB級スケバン映画はVHSにもDVDにもなっていなくて見られませんでした。

そこで偶然にも、「ラピュタ阿佐ヶ谷」 なるとこで上映があることを知ったんだけど、とはいえ阿佐ヶ谷は遠いし、「B級だからVHSやDVDになってないんだろ……」と思ったのも事実。でも検索してみたら映画見なブログの「アヌトパンナ・アニルッダ」で、「名作」という評価なので心が動く。で、残業ばかりでムシャクシャした今週、上映最終日となる金曜日に雨の中をレイトショー見にいってきました。出不精なのに。

ちなみにこの映画、データベースなんかによくある公式紹介だとなんかズレてる感じなので、映画に詳しい人たちのブログを参照したほうがよろし。「番格ロック」で検索しよう(タイトルシーンを写真掲載してるとこもある)。ちなみに、脚本に大和屋竺(前にも取り上げたが日活ハードボイルド系脚本家)がいて、音楽はキャロルだけでなく、八木正生がやってたりする。

あのハープシコードのイントロが海の情景に……「東映」のオープニングに重なって、最初笑ってしまったけど、そのあとの、けだるい昼下がりの町中をちんたらちんたら歩いていくセーラー服ズベ公たちの風景に歌声が重なってくと、「少女のせつなさ」感がぐっと来ますた。

昔の映画を見ること自体が少ない私のような人間にとっては、30年以上前の町の景色自体が息苦しいほど切ないものがあった。そして70年代までそこかしこにあった「日本の貧乏」を感じさせる描写、場末感。
トタンで出来た家の建ち並ぶスラムじみた小径のなかの主人公・由紀子の家っつーかプレス一台の家内制工場、愚直で無学で謝ってばかり人生な感のある母親(初井言栄ね)、宗教がらみの善意が善人のイヤげを感じさせる保護司、仕事仕事で頑固で短気そうで油まみれでプレスを踏む父親。……アル中になるか自殺したくなるほどくさくさした底辺、いっぽうオッパイぼーんで美人で気が強くてはちきれる若さを持てあます主人公。そりゃグレるわな。

ばったんばったん、繰り返されるプレス機の音、町中を走る都電の音や警笛。
かぎろい立つ70年代の町の景色。

しかし家から飛び出ても場末感、B級感。根城は赤羽、対立するスケバングループも池袋。新宿や渋谷を舞台のツッパリの華の話じゃない。退屈な日々が続くアメリカ中西部あたり舞台の「俺たちに明日はない」な雰囲気に、ボニーはズベ公どうしでつるんでる。くずれたセーラー服で闊歩し(でもスカートはまだ膝丈の時代)、ノーブラにパンタロンで乱闘を繰り広げる、モラトリアムの僅かな輝き。
クライドならぬ昔の恋人には偶然再会できたけど、愛しのツッパリ君は今ヤクザ。さらには小さな組でチンピラで、ダサいテキヤ感いっぱい。……どう転んでも、アウトローになっても庶民になっても先は見えてる、デッドエンドストリートの切なさMAX。

そんでもって、デッドエンドストリートで夢見る「自由」のきわめつけの象徴が、最強の敵(とも)である「アラブの鷹」なる池袋の総番。当時の流行ではあるけど真ん中分けの黒髪ロング、そして神秘的で切れ者的な表情、時代的に見てもおそらくアラブ赤軍(当時)の重信房子のイメージでせう。白の上下を着る由紀子、黒の上下を着るアラブの鷹。一組のハサミのそれぞれの刃をナイフ代わりにする二人は、まさに二人一組。ホモの極北はプラトニックに行きレズの極北はSMに行く、という意見を読んだことがありますが、そういう文脈で行くとホモセクシュアルかと。てか「ホモ」って「同質」って意味だからねぇ。

話の進行につれ、都電やJRに乗って殴り込みに行く(!)ズベ公少女たちの「自由」が、ヤクザや警察といったリアル社会の中に組み敷かれていく過程も、なかなかせつないものがありました。かつて単なるツッパリ少年とツッパリ少女だった二人が、チンピラと番格として再会したように。
んで主人公は結局、ひたすら熱望していた「タイマン勝負」で、アラブの鷹を破ったけれど……そのあとは何もなくなってしまう。根城だった赤羽のスケ番グループは解散同然、社会(ヤクザ)に刃向かった唯一の“同志”「アラブの鷹」はシャブ漬けにされてソープに沈められ、恋人ともやがては「銀バッチとバシタ(女房)」の先の見える未来。……たまんないよね。

てなことで東映ヤクザ映画的に真っ赤な血の出る結末だけど、ジョニー大倉の甘い歌声とあいまって、やっぱり70年代のやるせなさと叙情がありますた。
ちなみに「スケ番もの」でこういう少女の切実系では、石井隆の短編劇画「横須賀ロック」がオススメ。画は映像に比べると陳腐化しにくいから、描写の違和感に囚われず、純粋にストーリーで泣けます。
いっぽうで、「番格ロック」は絶対に万人にオススメ!とは言わないけど、「時代風俗の記録としての映画」の価値を再確認。すべては思い出になるのだな。


※あ、VHSやDVDになってない理由は、キャロル関係の権利がゴタゴタしそうだからではないかとようやく思い当たりました。元メンバー仲悪いし、キャロルの映像記録って少ないし。「ファンキー・モンキー・ベイビー」と「ルイジアンナ」も劇中で演奏してて、若さ全開なメンバーがセクシーに歌ってます。写真ではダサく見えるリードギターの内海利勝は映像で見ると甘くメランコリックな顔立ちで、かの鈴木いづみが小説「ハートに火をつけて!」で主人公(か主人公のグルーピー仲間だか)が付き合ってる男のコとして書いてましたが、それもさにあらむって感じでした。余談。
※2  12.25記 スマヌ、「ハートに火をつけて!」で出てくる男のコのモデルはゴールデン・カップスのルイズルイス加部だった。つーことで、この部分は単純に「ウッちゃんは動画で見るとかっこいいね」ってことで。

※さらに余談。私ゃ古今の俗語・隠語が大好きだけど、劇中で男にハマった水商売風の元仲間を 「あれはピーチン(?)になったから」という部分は不明だった。ちと意味が知りたい。
↑後日補記……親切な方にご教唆いただいたので、コメントを参照のこと♪

Pretty Vacant

秋も深まってきたというのにタイトルは Sex Pistols。

温厚で平和で、毒にも薬にもならない、いわゆる世間様な環境。がんばってもがんばらなくても、愛しても愛さなくてもおなじこと、つか、おなじように回らなければ困ってしまうのが、ニュートラルな企業だし、ひいては現代の先進国社会。

だが時に、さりげなくチョンマゲつけた上司やYeah!でWahoo!なテンパッた同僚、ストレッチ休憩時間に爆音で鳴り響くKiss、そんなダウナーだかアッパーだかな不条理が差し挟まった、しりあがり寿的な日常を夢見てしまうのも、ひとつの人情ってもんじゃないだろうか。……いや、私もさすがに未だにそんな場に巡り会ったことはないが。

熱くなく冷たくもない、それは湯加減としちゃよい感じ。
けれどヒトが「生きて出会う」温度でもないわな。ふ~。

すでに行きつけと化した定食屋さん、今日は初めて「とりの唐揚げ」定食にチャレンジしてみた。さくさくと揚げたての唐揚げの横に添えられた、たっぷりの大根おろしと、その上にたっぷりかかった、真っ赤なケチャップ。
「………。」
大根おろしに醤油でもなく、またケチャップにマヨネーズやソースでもない。もちろん、もみじおろしではない。上にかけられてることで明示的に宣言された組み合わせは、ケチャップ&大根おろし。これいっぽん。
……くちゃくちゃと混ぜて、唐揚げに少しづつ乗せて食べてみた。人生初チャレンジだが、なかなかイケた。

ささやかなアバンギャルドを定食屋で満たしながら、日々をいごいごと生きてます。
大好きな人たちがそれぞれの場でそれぞれなりに笑ったり悩んだり喜んだり困ったりして生きてるのを想うとき、いたく心の励みになってたりして。
愛する皆様の胸に、秋の黄金の陽にも似た、すばらしい歓びが射しますよーに。

欲望任せな一日

朝。今日、文化の日は、横浜美術館が、開館記念日ということで、企画展もふくめて入場無料になる。ってなことで、さくさくと出かけてきた。今回はシュールレアリスム展で、この時期の作品なら日本にも結構イイものはある(てか、シュールレアリスムは外国に比べて、日本で人気が高いと聞いたことがある)。
10時半前に着いて、バックヤード見学に申し込んでおいて、さくさくと企画展を回る。てか、シュールレアリスム系は人生で一番最初に好きになったジャンルなので、なんか定食屋で「いつもの」と呟くくらいの気安さがあるのだ。場内は無料だけあってさすがに混んでたが、まぁ良し。それより、大原美術館から来てた「ヘクトールとアンドロマケの別れ」をうっとり眺めてたら、後ろに居た人が「会場に入って三枚目でこの絵が見られるなんて贅沢よね~」と呟いたので嬉しい気持ちになった。てか、日本の誇りな大原美術館、いつか一度は行きたいぞ。
バックヤード見学はなかなか面白かった……つか、実際の現場のヒトの要望を満たしてない、丹下健三の設計ワロス。てか、日本人で建築家っつーと、なんか夜郎自大な勘違いに落ち込みがちなヒトって気がするんだ、はっきり言って。ニホンのアカデミックなヒトたちは、偉大な神や来るべき未来といった「振り仰ぐべきなにもの」をも胸に抱かず、全方位対応な官僚的答弁をアタマでこさえ、それをこそ「思想」と呼ぶ、そんな感じがする。しかし、イデーのいわゆる普遍性っつーのは、全方位対応って意味じゃないと思うんだが。閑話休題。
あと、ピカソの「ミノトーロマシー」をひさしぶりに見て萌え。これは大昔に箱根のピカソ美術館で巨大タペストリーで見て以来の熱愛作品。ピカソの「マリー・テレーズの時代」の絵はかなり好き。「夢」なんかもそう。

昼。早稲田にあるマンガ図書館に行ってきました。主に豪ちゃん作品の、記憶と単行本の差違をさぐる探索なのだが……マンガ週刊誌のバックナンバー(しかも三十年以上前!)なんて、ここでしか読めない。都内に住んでた十年以上前に一度いったきりで、「遠いもんなぁ……」と出かけるのを億劫がっていたんだけど、せっかく首都圏にいるのだからそのアドバンテージをきちんと活かそうと思って、がんばって出かけてみた。
ここは「図書館」といっても、プレミア古漫画屋さんが私費を投じてやっているとこなので、そんなリッパな施設を考えてはいけない。でも蔵書は感動的。特に週刊誌や月刊誌は、ひしひしと時代を感じるものがあります。フィンガー5とか天知真理とかのグラビアを見るだけでも来るものがある。

夜。土曜の夜はおえかきに決まってんだ!! てことで、せこせこ描いてきました。年内に完成すればいいのだが……どうかなぁ。

※身内へ。「美季とアップルパイ」の単行本はチェックしたけど、例のネタは発見できず。たぶん「新・美季とアップルパイ」(全4巻)のほうだと思うが時間がなかった。てか、今度いく時には当時の「りぼん」なんか読んでみたい。

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