読んだ本・借りた本

  • seiuchiの最近読んだ本

買い忘れないように

カレンダー

無料ブログはココログ

« 大変たのしみなSFワールドコン | トップページ | 戦争とアニメーションと鳥たち »

上手いとズギューンの差 - 安彦良和原画展

つーことで川崎市民ミュージアムで開催してる安彦良和の原画展に行ってまいりました。いや、用あってみなとみらい線に乗った帰りに、「……暑いから横浜乗り越して、そのまま行ってみるか」と思いまして。
川崎市民ミュージアムは漫画をちゃんと扱う希有なとこ(良い学芸員さんがいるらしい)。私的には、アニメやマンガを人寄せパンダにする、都の現代美術館とか文化庁関連なんかより好感もてます。上村一夫の展覧会もやってくれたっけ、ありがとう(行かずじまいだったんだが……)。

てなことで、実はココは初訪問。では、私が安彦良和の熱烈なファンかというとそんなことはない。だが、私にとってはびみょーに思い出深い人である。
はるか大昔、いわゆるファーストガンダムが世に出た頃、当時の友人が大ハマりして、いかにも厨房らしく、熱心に布教をかけてきた。その中で、「ほら、脚の曲線が棒みたいにストンと落ちるんじゃなくて、反ったカーブになってるでしょ、実際に見るとそうじゃん? リアルなんだよねー」と言い、それにはとても感銘を受けた。確かにそれまで、そういうラインの描き方は見たことがなかった。つか、“いつも見えているものなのにそのような見方をしていなかった” ことに気づかされた。
ということで、安彦良和は、自分の 『人体画好き』 の契機になった存在かもしれない。

とはいえ、やはり安彦絵は好きにも嫌いにもなれなかった。大ファンな人もいると思うので感性の問題とは思うけど、私にとっては「上手いなぁ」と感心はできても、燃えも萌えも感じない。つまり “ズギューン!” がないのだ。こーゆーのって微妙である。原画展なので、実際の色遣いからペンタッチまでがまじまじと見られて、いろいろな理解が深まった気はするが、「堪能したー!」というより「勉強になりました」という感じ。
……もしかしたらこのヒトは、職業で描くイラストレーションよりも、純粋にシュミで描く画のほうが素晴らしいかもしれない。そんなんを描いてるかどうかは知らないが、「キャラ」ではなく「絵」を見にいった人間にとってはそのほうが感動できたかも。

蛇足で言えば。熱心に連日の布教をかけられて、いちおうガンダムの筋も登場人物も一通り理解はしたが、やっぱり好きにも嫌いにもならなかった。
てか、再放送されてた(当時でさえOUT OF DATEな)ロボットアニメの「コンバトラーV」のほうが、その熱血バカさとクサさと主題歌の底抜けさと関西弁キャラ登場ゆえに、ネタとしても燃えとしてもよほど好きだった。根が脳天気にすぎる私。ちなみにこちらもキャラデザインは安彦良和なんだが(笑)。

« 大変たのしみなSFワールドコン | トップページ | 戦争とアニメーションと鳥たち »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17296/16071994

この記事へのトラックバック一覧です: 上手いとズギューンの差 - 安彦良和原画展:

« 大変たのしみなSFワールドコン | トップページ | 戦争とアニメーションと鳥たち »