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国立ロシア美術館展に行ってきた-写真ではわからない

睡眠サイクルを昼型にすべく30時間起きていても、14時間寝てしまってチャラにしてしまう自分にトホホ。

とはいえ、ヤフオクでチケット入手しといたので、東京都美術館で「国立ロシア美術館展」へ。だって会期が今週いっぱいなんだもん(7/8まで)。
「すっげー良かったー!!」というほどじゃないけど、あまり知られていないロシア近代絵画(てか、私も知らないんですが)の紹介という意味でも、価値があると思います。また、リアリズム絵画が中心なので、「なんだかワケのわからない現代芸術ってキライ」という人にも安心してオススメ。「うわー、上手だね~」「ほんとだね~」ってだけでも会話が成立する辺りも古典絵画の魅力のひとつかも。
ただ、いつもいつも残念なのは、肉眼で見た絵と、何らかの媒体を通した絵は、やんなるほど違うこと。日本の美術館のクソしょぼい照明も不愉快だ(作品保護で照明を落とす必要のないものまでも薄暗くするな!)。画集でしか見ていない絵の数々を考えると、もう何というか、絶望的な気分になる。
ちなみに、どっかのおっさんが展示作品をカメラで撮っていたのだが、隣に居た人が「あれっていいの?」 「うん、海外の美術館ではほとんどOKだけどさ、写真撮ってるのって日本人ぐらいだよ(笑)」と話していた。私もつい笑ってしまった。写真を撮るのは、記憶のよすがにするため、くらいに好意的に解釈しておこう。写真で見る前提で描く画家は、(現代芸術ならともかく)そうそう居ないだろ。最初から写真家ってジャンルがあるわけだし、印刷前提ならイラストレーターがいるわけだし。
つか、頼む、目の前に在るものを、その目で見てくれ。
てなことを言いつつも。さいわいなことに、ここの公式サイトには全作品が掲載されています(笑)。
複製は不完全だとしても、複製なりの価値と意義がある。それは認めたい。極東の島国に居ながらにして世界中の芸術に触れるには一番てっとりばやい。ただ、イコールであってもそのものではないことは忘れないようにしないとね(自戒)。
レーピンの「ニコライ2世の肖像」とか、シーシキンの「冬」とか(写真みたいに見えるけど実物は絵画的魅力いっぱい)、リアルでありつつも詩情あふれてて良かったなぁ。個人的なシュミとしては、どこかクリムトの「パラス・アテナ」を思わせるマリャーヴィンの「ヴェールカの肖像」も好き(実物はもっとパワーあるよ)。クストージエフの「マースレニッツァ(ロシアの謝肉祭)」も楽しくて好き(緑色の空!)。
今後も各地を巡回するらしいので、お近くに来たら、でひ。

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コメント

8日までか。残念。
写真はけっこう撮ってもよい美術展ありますね。

こんにちは~。

この美術展、このあとは、8/25~9/24には金沢21世紀美術館、10/3~11/11には愛媛県美術館、11/20~1/14はサントリーミュージアム[天保山]、1/24~3/23は東京富士美術館(八王子)を巡回するそーです(カタログより)。
金沢の美術館とかいかがでせう。距離感はよくわからんのですが。

撮影については、絵はがきを買わなくて済むから、という考え方も。うーん、どうなんじゃろ。絵はがきの印刷も残念なものが多いから、妥当な考えなんかな。


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