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「闇の守り人」

罵倒だけでは気分がよくない。てなことで、今日読了した「闇の守り人」のことなど。文庫を買う前に、図書館でハードカバー本が来たのでそちらを読みました。文庫だとあとがきがついてるようで、ちょっといいなぁ。

前にここで書いた「精霊の守り人」の続編だし、登場人物や背景を考えるに前作を読むほうがよいとは思いますが。ん~、本作はさらにデキがいい。
相変わらずに生活描写は冴え渡り(美味しそうな食べ物!)、空想の翼はますます力を得て、読んでいてその世界が目に見えてくるよう。実に楽しいです。んで、ぐーっと深みのあるおはなし。前作が少年の成長譚として読めたとすれば、これは過去の因縁の決着話だけあって、大人の切なさがずんと胸に来ます。ラストあたりはちょっと涙ぐんでしまいました。このあたりは、思いこもった作品だとたまにある “作者の地声に接触した” 独特の感覚がきますた。で、“この人は好きになれそうだ” とか思いました。
てなことで大人におすすめですが、もちろん小学生でも中学生でも年齢なりに汲み取れるに決まってます。食べて毒じゃない養分は、たくさん食べとけって感じです。消化しきれなくともいいわけだし。(あ、年齢に応じて毒も少しは摂りましょう)。こうなってくると “児童文学” という分類は 「児童から読めるおはなし」 と考えたほうがよいですな。
「早く次読みたい、次、次!」ってなタイプの話ではないですが、ふと巻を置いて、いつまた読み始めても変わらないものが待っている、そんなおはなしです。だから忙しい生活の中だと、読書中断してそれっきりになってしまいそうな部分もありますが。時間があるんで一気読みしましたが、もともとそういう本ではないと思います。心のゆとりがある時に、おいしいお茶やお菓子をかたわらに、でひ。

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