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ダナエ

昨日お絵描き教室にいったら、先生がデカいキャンバスに向かっていた。
「おお」
描いているものを見て驚いた。レンブラントの「ダナエ」である。
「いまは見られなくなりましたからねー(※バカに硫酸かけられてひどい損傷を受けたんです)。描いておきたいなーと」 「なるほど」
ちなみにこの絵が30年ほど前に日本に来たとき、この絵を使ったポスターが駅貼りされていたが、しばらく経ったら撤去されていたそうだ。
「なんでも”あんな裸の女の絵をデカデカと貼るのはけしからん”とか言ってくる人が多かったらしくて。バカげてますよねぇ」 「端的に言ってそんなヤツは氏ねですね」
たしかにシーン自体はエロっちゃエロなんだが、そういう輩はバックボーンの神話なぞ知りもせずただハダカというだけで非難しているに決まっている。何より、奇跡と歓喜、官能と恍惚、そして荘厳と厳粛に満ちたこの画を見て、どうして単なる劣情絵扱いできるのだか意味不明だ。そんな連中の眼窩に詰まっているのはがんもどきか何かなのだろう。
そもそもダナエ自体が、私の大好きなギリシア神話の英雄ペルセウスのかーちゃん。ちなみにペルセウスは私の大好き神様ヘルメスのごひいきでもある。それにジョン・バースの小説「ペルセウス物語」もムチャクチャに好きだし、島谷ひとみの曲「Perseus」だって全く声が出ないが好きだ……もうこうなってくると何を言っているんだか収拾がつかないが、ともかく好きな気持ちだけ感じ取っていただければありがたい。
だがさらに、『何か最近、別にダナエの名を聞いたような覚えが……』 と釈然としない感じがしていた。うーん。
で、今日になって気づいた。今月の25~28日に横浜港に外国客船「プリンセス・ダナエ」が入港するのだった。
最近はウェディングケーキかマンションかというような巨大客船ばかりなので、すらっとエレガントな佇まいのこうした客船はより一層の気品を感じさせる。ちなみに3/6にはQEIIも入港する。こちらもすらっとタイプ。
美しいカタチが描いてあっても、派手で人目をひく装飾があっても、それがすなわち黄金ではない。カタチの向こう側には作者の魂が、実は透けて見えちゃうものだよね。徒花か実を結ぶ花かは魂という球根ひとつの問題かと。

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コメント

毎度です。
幼な子が誰の裸を見ようと平気で、自らもすっぽんぽんで走り回るのは純真だからで。
裸を見てエロだのやらしいだの言う人は、要するにヤラシイ人なんでしょうねえ。
きっとその人の顔はこの世のモノと思えないくらい、わいせつだったに違いありませんねえ。

全然関係ありませんが、夜空でペルセウスがぶら下げているメデューサの変光星アルゴルが好きです。(なんのこっちゃ)

がんもどき!!
何か詰まってるなーとは思っていたんですよ。でも、納得です。
私の目にもどんどん詰まってきてて、空さえ見えなくなる日も近いような気もします…

ああっ、わたわたしていたら、レスが遅れてしまいました。まとレス失礼です~。
>TOMさま
こんにちは~。いつもブログエントリ拝見してます~(なぜか映画のほうでなくブツクサを)。
エロは、ものにではなく、見る人の心に宿るものですよねぇ。何を見てもエロにしか見えない人は、目からエロ光線が出ているに違いありません。
私もアルゴルは好きです。小さい頃に近所にあったプラネタリウムで解説を聞いて「変光星ってカッコイイ!」と思いました。

>サイトウさま
そう、がんもどきです。しかもエロ光線を発射するという、イヤげながんも。
私の目にもピンク花柄の磨りガラスが嵌っているようです。これもこれでイヤげですな……。

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