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ルソー展にいってきた

明日が最終日なので、世田谷美術館のルソー展に行ってきた。天気が悪くて雨まで降っていたが、“おともだちに頂いたチケットだからムダにはすまい、それに雨だし寒いから空いてるだろ……”と出かけたのだけど、寒いよ寒いよ!!凍えそうだよ!!という寒さ。しかも10年以上ぶりの世田谷美術館は、かなり混んでいたという事実。ルソーは日本で特に人気があるしなー。
ルソーの絵自体は少なかったけど、区立美術館としては頑張っているのは認めたい。てか、絵が一部鉛色っぽく変色・褪色して見えたけど、あれは絵の具のせいであろうか? ルソーはアカデミックな教育をうけた画家ではないので、絵の具の物理的特性を承知してなかったと思うし。この時期は新たな顔料が大量に出てきた時代でもあるそーで、たしかジンクホワイトも印象派の時代辺りに出てきて、その後は多用されたとか聞いたような。100年たってないのにもうヒビが入ってる作品もあった。……そう考えるとやっばスゲーよ>ヴァン=ダイク
じろじろと作品を見る。あのルソーの特徴的な曲線やグラデーションを見ているうち、 「そ、そうか、この人、絵筆で塗り塗りするのが気持ちよかったんだな?」 という気がしてきた。こてこて絵の具を筆でべと~っと練り練り塗り塗りするのは生理的に気持ちいい部分もある。つまり、「こういう作品を創造する!」 ってーのもさることながら、描く行為自体が楽しくて好きだったのではあるまいか。
しかし。ルソーの壮絶な稚拙さは、私たちにとってはもう既知のスタイルなので味として映るが、これを最初に見た人たちは腰を抜かしただろうなぁ。一種のアウトサイダーアートに近く見えただろう。19世紀、写真がどんどん一般化していく中で、絵画は進むべき道や表現技法などをめぐって、むちゃくちゃに混迷したわけで、そういう中でルソーも評価されたのだけど……。でも好きなものを描いて、評価されて、良い仲間ができて、しあわせな人だったと思うなぁ。なんといっても40から描きはじめた辺りは心強い!(笑)。

展覧会の帰り、さむさに震えながら通り抜けた砧公園の道は、、黄金のいちょうや紅く染まった紅葉などが散り敷いていて、なんとなくルソーの描く自然風景のようですた。チケットをご寄付いただいたSさま、ありがとうございました m( _ _ )m

※「壮絶に稚拙」とかムチャクチャ言ってますが、私が人生で初めて買った画集はルソーです(笑)。小学校高学年の時にザキの有隣堂の中2階で1時間近くあれこれ比べて悩んで買った600円(当時)のミニ画集は、ながらく私の宝物でした。

※……いまAmazonでルソーの画集を検索したら赤瀬川原平が「ルソーの夢」なる本を出してた。さっそく図書館で予約しよっと♪(画集は高いし嵩張るので、もっぱら借り)

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