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何とはなしに九月

よいテンプレートがなく、適当に選んでみたのだけれど、これはこれで昔の児童むけの絵みたいでいい感じもする(こんな感じね)。

まだ 「秋だねぃ……」 としみじみするには早く、さりとて雲の形や風の感じはもはや夏でなし。
シゴトが来た~と _| ̄|○ した割にはサボっていたこの土日。では何をしていたのかというと、土曜は連れと一緒に、モロー展とドレスデン国立美術館展のハシゴをしてきた。
モロー展は混むだろうと思って、平日時間で起きて開館一番で行ったのだが……。あの展覧会だけを見た人は、「モローの作品って生涯で三、四作しか完成してないのか?」 と思ったかもしらん。制作過程がわかるという意味では面白いし、逸品は国外になんか貸さないのが掟ってもんだろし、晩年はフォービスムに近い感じになってたのも知ってはいまつが……エスキースと未完の作品ばっか並べられてもなぁ。図録も買わなかったよ。もつろん、あの独特な色遣いの妙は楽しめますので、未見の方はがっかりせず。
ドレスデン国立美術館展は、結構よかった。実は絵はそう多くないけど、それ以外も面白かった。
レンブラントの描いた、鷹に攫われる赤子のガニュメデス、顔を歪めて泣き叫び、挙げ句ちびっている辺りがリアル(笑)。……昔はレンブラントは何とも思わなかったけど、ナマを見てから印象変わりますた。ひとりひとりのそれまでの人生が浮かんでくるほど奥行きのある描写力は……。いったいどういう「目」をしていたのだろうかと謎になる。
フェルメールの絵も、ちと変わっていた。集中して見ているとその部屋の空気が伝わってきて、さらに集中すると窓から入る微風と潮の香り、それから風に乗ってくる遠くからの音、などなどまで感じ取れるよーな絵だった。他に人が居なくてもっと集中できたら、人物の身動き、まばたき、体温から匂いまで、感じ取れたかもしれない。静かで居心地のいい空間。言い替えれば、フェルメールって画家は心の中にそんな空間を保持できるヒトだったのかな、と思った。

てなことばかり書いてると 「本読みはしてないのか」 と言われそうだけども、たぶん元来が「おはなし読み」ではなく「文章読み」なので、こればかりは縁が要る。そのうえに愛も要るし、愛を語える濃ゆい時間も必要だ。
愉快な知り合いは百人でもできるだろうが、出会えて心底よかったと思えるヒトは僅かであろうし、さらにそうした仲でさえも時とともに訣れゆくもんで、それと同じ。

雷が鳴る、雨が降る。豪雨の横浜。一雨ごとに涼しくなる。
そう書いた途端、また雨が一段落して止んだ。さて寝よう。

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» ドレスデン国立美術館展 [Hodiauxa Lignponto]
みなさん、こんにちは。 今日は、上野の国立西洋美術館に「ドレスデン国立美術館展」に行って来ました。 この展覧会のサイトがあるので良かったら見てください。主な作品の展示も載ってます。 http://www.dresden-ex.jp/ さて、感想ですが、 なんか博物館の展示といった感じでした。 それなりに見ごたえがありました。 中でも印象的だったのは、大粒のダイヤの数々とフェルメールとレン... [続きを読む]

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