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映画をハシゴ

 『誰も知らない』を最終日に見に行こうとしたらレイトショーしか空いてなくて、空き時間を埋めるのにちょうどいいのでおなじシネコンで『ハウルの動く城』も見た。つまりハシゴ。
 『ハウルの動く城』は、宮崎駿の描くヨーロッパは何でこうもハウス名作劇場になるのだろうかとフシギな気がした。ジャンヌダルク"もどき"は描けても、ジャンヌダルクは描けない人だからかな。たぶん欧米人が描くと、空想上のヨーロッパといっても、もっとリアリティあるだろう。やっぱ日本人だよね。千と千尋のほうがムリがない。……それから個人的な好みでひとこと。金髪をバカのシンボルに使うな!(笑)
 『誰も知らない』は親族の薦めや職場の人の薦めもあって、見に行ってみた。長さにダレたが視線の丁寧さはすごい。ありのままのこどもを撮れてる。スゴイことです。
 その丁寧な視線で、主役のコを、稚ないオトナ、少年、仔ども、おにいちゃん、男のコ、などのいろんなアングルを掬い取っている。ので、いきおい、『役割』 のなかでことこと揺れ動く 『生命』 がよく伝わって、殻を割って出て、生きよう生きようと身を震わせてもがく雛を見ているような、切ないような苦しいような気持ちになってしまう。
 この映画のモチーフとなった現実の事件の顛末を知っているだけに、 『……願いこめすぎだよ』 と言いたくなる微妙さはあったが、こういうナイーブさは大切にしたい。『たとえ神が存在しなくとも、人が存在する限り、祈りは在る』ってことで。
※いま書いてて気付いた。カメラがあのコをとらえる視線、あのコが母親をとらえる視線に、似てる気がする。ごくありのままな感じとか、一抹の哀しさとか。

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