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まんがの世界

 微妙に無断リンクを増やしたりするこの頃。無節操は生まれつきだからしかたない。無節操といえば、趣味も無節操だ。ただし浅く広く。好奇心はあるが探求心はないから。
 残念ながらアニメはそう詳しくないが、マンガはかなり読んだ。とはいえ、20代も半ばになってからは人から勧められでもしない限り、読まなくなった。音楽を聴かなくなるのと同じことだろう。
 いま手もとに残るのは、山岸涼子、つげ義春、吉田戦車、業田良家、永井豪、しりあがり寿、永野護、花輪和一、東陽片岡……って、やっぱり節操ない。
まんがというのは相当に過酷な創造作業だろうけど、下手な文学より五十倍くらい向こうにまで届くこともしばしば。
 たとえば……敵対組織に追われてボロアパートのトイレを改造した隠れ家にこもる貧乏ヤクザの組長が耽読するのが萩原恭二郎の詩集「死刑宣告」だなんて、そこらの文学や映画がやるとクサすぎるが、東陽片岡に描かれるとマタリと和むだけでなく笑いまでこみあげる(『お三十路の町1巻より』)。また、行き倒れ寸前の母子たちを助けた心優しい父子が家と食い物目当てにその母子たちに殺されるという救いのない話に、花輪和一が提示した天上的なラストショットは言葉を失う(『月の光』)。
※マンガやアニメは、"メディアそのものの特性として"暴力と笑いの描写は得意だと思う。言語的な文脈と視覚的な文脈を並行して流せるのは強いよね。
 てゆーか、私的に言いたいのは、『マジ大人なら、ブコウスキーより東陽片岡じゃん』
 …… いや、これを言っても絶対同意は得られないんですけどね。人生降りてるよーなセリフですから。

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