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機械の想い出

 昨日仕事が少し捗ったのと、職場で券をもらった関係とで、国際航空宇宙展を見に行った。
 最初はさらっと一巡して帰るはずが、なかなか面白い。呼び物のヘリのデモフライトは、雨まじりの悪天候で観覧どころではなかったが、すごく胸はずむ一人乗りヘリや各種ミサイルやエンジンのモックアップはもちろん、養殖チョウザメやアキバの露天商ばりのJALのおっちゃんの解説展示など、実はけっこうたのしいものがいっぱい。特に連れなどは、ジェットエンジンの試作機(職人手作りモノ)の美しさと精密さに、小学生のように無心に見とれていた。たしかにホントにキレイだ。
 んで。石川島播磨重工の展示で国産ジェットエンジン第一号(幻の特攻機『橘花』に搭載されてた)の現物をみてきた。デカいエンジンを見慣れた目にはちっさいその機関の横腹に“横文字の”プレートがついていた。「ありゃ」
 近くにいた同社の初老の紳士に尋ねてみた。すると「20年に持ってかれちゃってね~、やっと見つかった時には向こうの研究所で教材として使われてたんですよ。で、それじゃ展示するってことで借りだして、そのまま返さなかったの(笑)。で、まだウチにこのエンジン作った人がいたから、その人が頑張って説得したら向こうの人が折れてね。ずーっと貸し出しでいいよ、ってことになったんです」と語ってくれた。このエンジン、アメリカには二機あるが、日本にはこの一機しかないとか。(→そこらへん詳しいサイト
 エンジニアリングを文明史な文脈で見る視点は日本ではまだ日が浅いのだろうし、私もまったく素養がない人間だが、でもどんな分野でも、先人が情熱をかたむけて作ったモノを蔑ろにするほどタマシイがビンボくさくなったら、もう先なんてないだろなぁとは思う。最新の機械だけでなく、むかしの機械も見られたのは、ちょっとよかった。

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