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愛しあってるかァーい?

若いおともだち(と勝手に思っている)のブログで紹介されていた「世界の中心で愛を叫んだけもの」を読んだ。タイトルは有名だし大昔に読んでいて当然のシロモノなのだが、実は初見だった。
『愛が過剰になると自他の区別がつかなくなる』 『愛が過剰になると憎悪にしかみえなくなる』 といった反転現象が浮き彫りになったような話だった。愛はすべてをひとつにするかもしれないが、物理空間ではふたつのものが全く同じ位置を占めることはない。そういうパラドックスのまえで、その彼岸を、ある人は科学の力や異次元の概念によって追いかけようとしたり、夢のアルカディアとして描いてみたり、むりに現実にひきずりおろそうとして他人を壊してしまったりする。神聖なんだかイカれてるんだかわからないクラッシュが起きてくる。
人は心と体を持っている。さらにいえば、心も精神とタマシイ(と仮に言ってみる。『息』としても可)でできている。なので、精神が笑い飛ばし嘲る相手を、タマシイは深く求めていたりすることもある。
ここ数日、ディスコミュニケーションというか、言葉がうまく届いているのかわからず往生する場面が多々ある。けれど、言葉にのっける思いを自分自身だってよくわかっていないんだろうと思い当たって、困ってしまった。
言葉に身悶えする時って、ある意味、さびしいのかもしれない。
ちなみに昨日は、さびしさがきっちりと重く凝って堂々とした形をとっている、滝口雅子の詩集を初読。
図抜けたさびしさは、きっと誰かを救う。そんな風に思えた。
……ちなみにタイトルは当然キヨシロー(笑)。

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