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地を這うもの空を飛ぶもの

なんというか、年をとるというのは、樹木を見ていれば然りなのだけれど、水分がなくなっていくということだ。心や皮膚のうるおいがなくなり、涙が出なくなり汗を流さなくなり、何かというとひびの入りそうなお追従わらいを浮かべつ、傷みのせいでできた空洞をかばうようにねじくれ、それでも何とか地面に立っていたりするわけだ。
だが、それでも年をとるのは、捨てたもんでもないかもしれない。先が明るいと元気よく行動できるものだが、先がまっくらだと目が冴えてくるのも事実だ。そいでもって、ようやくわかってきたことは、自分は自分でしかないし、それで構わないということだったりする。
ヨノナカには、常にここではないどこかに人を連れて行こうとする波が打ち寄せている。もちろんそれは悪いことではない。ただ、そういう風にうまく乗れずに、さながらよたよたと甲板をあるくアホウドリのようなブザマな自分だったとしても、それもそれで、なかなかイイのではなかろうか。こういう自己認識における乖離というか分離は、誰にでも起きてくるものだとも思うけれど、ちょっと新鮮な感動をおぼえてたりする。
のろくさのろくさでも、むちゃくちゃでも、ヒトというのは、まぁ何とでもなるし、どうなったっていいようなもんなんだろう。というより、在るだけでも祝福されているようなもんだ。存在しないことと存在することのあいだは、どっちが幸福というのでなくても、大きく大きく隔たっているんだから。
さて、明日には入院。たのしみたのしみ☆

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