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やや衰弱

ちとカラダがバランスを崩していて来週にはさくっと手術する予定だけれど、やはりあまり調子がよくない。しかし入院というのは初めてなので、(どうせ短期だけど)遠足のようにワクワクしつつ、持っていく本を検討している。
んで、人は衰弱するとついつい『死んじゃうのかな~』などと(全く命に別状はない病でさえも)想像してみたりするのだが、そうなると、純度が高くて滋味があって沁みこむ本が読みたくなったりする。年寄りが粥を欲しがるようなノリだが、これ見よがしのケレン味だとかは、なんか安手の添加物みたいで、弱っているときには鼻につく、邪魔だ。

 もしも、同じくやや傷みが来ていて同じくナンギな人がここに立ち寄った時のために、書いておこう。『奇跡 (書物の王国15)』という本は、おすすめ。シリーズ本の一冊でいろいろな短編が入っている。豪奢で華麗なものも、素朴で易しいものも、いろいろ取り合わせてある。けれども一貫して根底に流れているのは、とてもシンプルでくっきりとあざやかな、人を芯から揺り動かす、ほんものの“奇跡”の感覚だ。そこでまた編者さんの感性に感動したので、ネットを彷徨してしまったりして→石堂藍さんのサイト(そのなかの水の道標のコーナーには、幻想文学に関連した良きガイダンスも……ん~、ぜんぜん量を読んでないな自分(汗))。

 何というか、安手の根性が透けて見える売らんかな本ばかり食べてると、からだに悪い。
 こういう『まっとうな心根』をたたえた本を読むと、これもまさに奇跡だ、と思えて、にこにことうれしい。

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